卒業研究発表会のプログラムです。発表順に開始時間の目安・発表題目・氏名・発表概要が並んでいます。発表題目の右にある
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2月13日(火)
開会の挨拶と進行上の諸注意 (8:50〜9:00)
大矢研究室 (9:00〜10:18)
指導教員:大矢健一/司会:小林寛弥/計時:北村綾子
- [9:00] SNSの機能を取り入れた学内向け電子掲示板システムの研究開発(川上あゆみ)

本研究では『電子掲示板』をシステムととらえ,そのシステムを利用したコミュニケーションツールの開発を主な目的とし,学生への情報提供をよりスムーズに行うため,実際に設置されている掲示板をWeb上にも設置し,PC等で閲覧することができるようにする,という既存のSNSに似たシステムを基礎として,さらに『情報をリストアップし,定時にメールする』という機能を研究,開発した.
- [9:13] オートバイ車内LANシステムの研究開発(下嵜ゆり)

現在,車両の機関同士が協調し,互いの持つ状態を元に制御を行うために,CANやLINなどのプロトコルを用いた車内LANの開発が進んでいる.車内LANは,車両の運行上に生じる無駄なエネルギーを抑え,ドライバーに安全で快適な機能を提供することを目的としている.本研究では,UDPプロトコルとH8マイコンを用いて,オートバイのための車内LANシステムを製作する.本システムは,各機関の状態を数値化してPCに一括表示する.
- [9:26] QRコードによる家計簿記帳システムの研究開発(諏訪圭祐)

家計簿の記帳は,家計の管理のために非常に重要なことであるが,実際は時間と労力のかかる,大変わずらわしい行為でもある.これを解決する策として,私はお店がレシートに記帳データを格納したQRコードを印字し,消費者がそれを家計簿記帳用のアプリケーションの入った携帯電話で読み取ることで,一瞬で記帳できる仕組みを考案した.また,携帯電話のアプリケーションとしてiアプリを採用し,これらを実現した.
- [9:39] 歴史暗記学習支援カードゲームシステムの研究開発(名取大介)

本研究で提唱するのは,歴史暗記学習の方法である,歴史暗記学習支援カードゲームシステムである.本システムは,近年広く普及しているカードゲームという遊びを利用して,歴史暗記学習を行うというものである.又,それを使う環境として,インターネットを用いた通信対戦機能を有する,対戦ツールも提供する.デッキエディター,チャットなどを包括し,カードゲームに必要な機能を豊富に保有する統合環境的ツールである.
- [9:52] 全ノード送受信フレームワークの研究(川手俊憲)

ハイブリッドP2Pネットワークとして動作する,対全ノード送受信フレームワークの研究,開発を行なった.近隣のノードをグループとしてまとめ,グループ内,グループ間をそれぞれメッシュで接続することで,負荷が分散され,効率のよいネットワークを構築でき,実際のアプリケーションからの利用時には以前のネットワークに比べ,50%以上の通信量の削減に成功した.
- [10:05] ソーシャルネットワーキングサービス「mixi」における利用者のつながりの構造の探査(戸井田千佳)

インターネットの普及により,まったくの他人がインターネットを利用して交流することのできる機会が増加している.人と人とのコミュニケーションを促進させることを最大の目的とした,ソーシャルネットワーキングサービスと呼ばれるWebサイトのうち,日本で最も大きいと言われる「mixi」における,登録された友人,コミュニティによる他人とのつながりの構造を調査する.
中澤研究室 (10:28〜11:07)
指導教員:中澤達夫/司会:諏訪圭祐/計時:名取大介
- [10:28] カーボン/ポリマーコンポジット材料の観察(石塚友香)

複合材料を構成する強化材を超微粒子化した”ナノコンポジット”は,材料強度の向上だけではなく,新しい機能を有する新素材として注目されている.カーボン材料とポリマーの混合率,混合時の回転数の異なるカーボン/ポリマーコンポジット材料の50種類の粉末と,それから作成したプレートの表面,断面を顕微鏡を用いて観察を行い,各混合材料の粒子の分散性について考察した.
- [10:41] カーボン/ポリマーコンポジット材料の作成と基礎特性の検討(加藤優子)

ポリマー系ナノコンポジットは,様々な分野において応用が期待されている.本研究では,電子デバイスへの応用を検討するため,ポリマーとカーボンの含有率・回転数等の条件を変えて混合分散させたカーボン/ポリマーの粉末50種類を,プレート状に成形し,4端針測定法により抵抗率を測定した.
- [10:54] フルカラー発光ダイオードと受光素子を用いたカラーセンサシステムの検討(外山達也)

私たちは,視覚によりほとんどの情報を得ている.視覚による情報が約80%を占めているのである.特に色は,私たちにとって様々な場面で貴重な判断材料となっている.この色を機械により識別する事が可能ならば,色は貴重な判断材料と成りえるだろう.このような用途に使用するためにカラーセンサシステムが開発されている.本実験では,光の3原色である,赤,緑,青のLEDを光源として使用するカラーセンサシステムに着目し,それぞれの色の光を1つの素子で発生させることが可能なフルカラーLEDを光源に用いて,その特性を調査した.
藤澤研究室 (11:17〜12:09)
指導教員:藤澤義範/司会:外山達也/計時:加藤優子
- [11:17] タッチパネルディスプレイを用いた情報発信システムの開発(小林孝幸)

本校の掲示物は,学生玄関のみに掲示されている.しかし,情報棟の学生はなかなか用事がないと学生玄関までいくことはない.そして,本校に始めてきた人にとって自分の行きたい場所の棟がどこにあるのか.また,その棟のどの辺りにあるのかが分からない.そこで,本研究ではこの2つを解決するためのシステムの作成を行う.ただし,掲示板のシステムは既に作成されたものをより使いやすくするために,細かい所を修正して用いている.
- [11:30] μITRONによる車両衝突回避システムの開発(宮澤直輝)

近年,デジタルTVやデジタルビデオレコーダなど,家庭の電化機器のネットワーク化が急速に進んだ.昔は単に“家電”といっていたものが,現代は“情報家電”と呼ばれるようになってきている.組み込み製品の多機能化が進む中,組み込みOSの重要性は増大してきている.本研究では組み込みOSを利用したシステムを設計・製作し,組み込みOSの有用性を評価する.そして,組み込みOSの知識・技術を深めることを目的とする.
- [11:43] マイコンによるCRTディスプレイの制御(元島亮典)

近年,薄型ディスプレイの普及に伴い,従来の主流でったCRT(Cathode-RayTube)ディスプレイの需要は減少している.長野高専においてもCRTディスプレイは需要が無くなり,倉庫で保管されている.そこで,本校の授業で扱っているマイコンでディスプレイを制御できること示すことで,教材として再利用できないかと考えた.本研究ではその制御方法を調べてマイコンで実装し,ディスプレイの制御が可能であることを実証する.
- [11:56] 4ビットCPUの作製(柳沢浩晃)

近年,中高生の理科離れを発端とした,大学生の工学離れが起こってきている.特に,電器電子系科目離れが目立ってきている.その原因として,「ものづくり」に触れる機会や実験実習の機会の減少があげられている.そこで,本研究では本校電子情報工学科学生を対象とした論理回路,コンピュータアーキテクチャなどを総合的に学ぶことができるCPU(Central Processing Unit)製作教材を作製した.
鈴木研究室 (12:50〜13:29)
指導教員:鈴木三知男/司会:宮澤直輝/計時:小林孝幸
- [12:50] 検索エンジンとブラウザの連携による検索精度向上方式の研究−ブラウザ操作情報利用検索エンジンの開発−(宮入俊太郎)

全世界で100億を超えるWebページが存在していると言われている今,検索エンジンが発展してきているとは言え,未だに目的の情報が短時間で得られないという現状があるのは確かである.そこで,ユーザがより短時間で目的の情報を取得できる検索エンジンを実現するために,本研究では,Webブラウザと検索エンジンを連携させた検索システムの開発を目的した.
- [13:03] 検索エンジンとブラウザの連携による検索精度向上方式の研究−検索エンジンへのブラウザ操作情報の送信機能の開発−(吉澤志保)

現在,世界中の100億ページを超えるWebページの中から,目的の情報を膨大な量の情報から取得することは大変困難なことである.そこで,ユーザがより容易に目的の情報を取得できる検索エンジンを実現する必要がある.そのためにブラウザと検索エンジンを融合させることで,ユーザが目的とした情報をより容易に取得できるような,検索エンジンにおける通信部分の開発を行う.
- [13:16] 検索エンジンとブラウザの連携による検索精度向上方式の研究−操作情報収集機能を持つブラウザ開発−(齊藤裕伊)

Internetの爆発的な普及により,従来よりも容易に目的の情報を得ることができるようになった.しかし,膨大な量のWebページの中から目的の情報を取得するのは大変困難である.その中で容易に目的の情報を得る為,ブラウザを検索エンジンと連携させることで,検索精度を向上させることをテーマとする.本研究では,ブラウザ上でのユーザの操作を分析して情報を取得するブラウザを開発した.
伊藤研究室 (13:39〜14:05)
指導教員:伊藤祥一/司会:吉澤志保/計時:齊藤裕伊
- [13:39] 地図情報と3Dによる世界遺産情報提供システムの研究(古谷快)

現代では,世界遺産の破壊被害が深刻なものとなっている.そこで本研究では地図情報(Google Maps)と3DCG技術(ウォークスルー)を用いて世界遺産に関する情報をデジタルデータとして収集,補完し,同時に世界遺産情報の取得支援を行うシステムの開発を行った.このシステムの実現により,現在損失の危機にある世界遺産情報を後世に伝え残すこと,世界遺産に関する知識の普及を広く一般に行うことが期待できる.
- [13:52] CVを用いた弓道指導支援システムの開発(菊地哲平)

弓道というスポーツは発射時の微小なずれが矢の的中に大きな影響を及ぼす. しかし指導は目視で行われているため, そのような微小なずれが見えることは少ない.本研究ではコンピュータビジョン(CV)という技術を用いてデジタルカメラで撮影された2枚の画像から矢の3次元運動を復元し, 3Dアニメーションで表現する事でそういった微小なずれを確認する事が出来るシステムを開発した.
西村研究室 (14:15〜15:20)
指導教員:西村治 /司会:菊地哲平/計時:古谷快
- [14:15] 野球の中で起こる現象の数値解析(宮本純哉)

野球の中で起こる現象の一部は,物理学の原理に基づいて理解することができる.本研究はボールの飛び方,バットの構造,さらにボールとバットの衝突の特性など,簡単な物理学から運動を解析できるものを数値的に解析することによって定量的な値を得ることを目的とする.数値解析には「ルンゲクッタ法」の手法を用いることにする.また,ボールとバットの衝突の特性についても,運動量保存の法則や角運度量保存の法則を用いて解析する.
- [14:28] 加速重力Gの視覚的表現方法(川浦佑介)

ジェットコースター乗ったとき,あるいは車に乗っていて急カーブを曲がったとき,前者は座席に押し付けられ,後者はカーブの外側へ引っ張られる力を感じることがある.このような状況において我々が感じるこれらの力は,"G"や"横G"と表現されることがある.このGは人間が「感じる」ものであるが,それを分かりやすく視覚的に捉え,理解できるようなシミュレーションソフトウェアを開発する.
- [14:41] 流体力学における数値解析手法の比較(酒井木綿子)

流体現象を対象にした実験として,現在機械工学科戸谷研究室で回転二重円筒間における粘性流体流れの実験が行なわれている.このモデルを計算機内でシミュレーションする3次元テイラー渦流れの数値解析コード内では,数値解析手法の一つとして,上流差分法が用いられている.本研究では上流差分法の精度を検証し,数値解析手法にCIP法を適用することで数値解析コードの精度の改善を図ることが出来るかどうかを考察する.
- [14:54] 打球の軌道シミュレーションの研究(小田智久)

現在,メジャー選手のような速いスイング速度から打たれた打球は,飛距離や軌道において日本選手を圧倒している.しかし,スイング速度が速くても,打ち上げ角度やバットの当たる位置によって飛距離や軌道が変化するので,ホームランを打つ事は容易ではない.本研究では,打球の軌道を求める物理方程式を数値解析し,視覚的に分かりやすく表示することによって,制約条件と結果から様々な打球の軌道を考察する.
- [15:07] 歳差運動による中性子星のシミュレーション(吉野翔)

近年,子供達の理科離れが問題視されている.この問題はいずれ日本の理工系分野の発展にも影響を与えるだろう.それを防ぐために,子供達に世の中の物理現象を知ってもらい,解析をすることに興味を抱いてもらうことで現代の子供達の理科離れを防ぐことを目的とする.物理現象の題材は子供達が 1度は目にしたことのあるコマのように運動する星を扱う.コマの運動を用いることで,苦手意識を減らし,興味を持ちやすくすることを目的とし,どのような原理で回転しているかを解析する.
平井研究室 (15:30〜15:56)
指導教員:平井広志/司会:宮本純哉/計時:川浦佑介
- [15:30] 量子ドットによる電気伝導度に関する研究(塚田美奈)

今日,機器の小型化・高速化のために新しい半導体材料の開発が進められている.そのような研究の方向の1つとして,個々のデバイスの大きさを小さくできる量子ドットと呼ばれる構造がある.量子ドットとは,人工的に作られたデバイスであり,大きさは非常に小さく100nmサイズである.本研究では,量子ドットを介したクーロン振動について電気伝導度の計算を行い,どのような現象が実験的に観測されるのかについて調査を行った.
- [15:43] 量子ドットの電気伝導度に対するクーロン振動について(山崎幸映)

半導体に微細加工を施すことにより,量子ドットと呼ばれる300個程度の電子が孤立して存在する構造を作ることが可能である. 量子ドットはとても小さく帯電するとかなり大きなエネルギーを蓄える.このことが新しい素子として使えないだろうかと考えられている. 磁場が0の場合の熱エネルギーの性質や,磁場をかけない時とかけた時のクーロン振動を比較し,量子ドットの特性について考察した.
2月14日(水)
押田研究室 (8:55〜 9:08)
指導教員:押田京一 /司会:塚田美奈/計時:山崎幸映
- [8:55] 高エネルギーX線と透過電子顕微鏡による低結晶性炭素材料の構造解析(西澤由貴)

財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI,SPring-8)の高エネルギーX線により,Polyparaphenylene(PPP)熱処理炭を調査し,X線回折パターンを得た.ここでは,このX線回折パターンとグラファイトの原子間距離の比較を行った結果を報告する.PPP熱処理炭には0.8nm程度の炭素網面の数層の積層があり,積層方向においては乱層構造であるなどと推定された.また,CGソフトPOV-Rayを用いて推定される構造を視覚化した.
堀内研究室 (9:18〜 9:57)
指導教員:堀内征治/司会:西澤由貴/計時:西澤由貴
- [9:18] 電子掲示板における表示最適化アルゴリズムの研究(青山真也)

電子掲示板は種々の長所がある反面,紙を張り出す従来の方式に備わっている人間工学的に効率の良いスタイルに欠けている.本研究では,現在の電子掲示板に欠落している記事の表示最適化に主眼を置き,試行システムの開発を行った.表示の最適化において,独自のアルゴリズムを使用して表示順序を自動的に変化させることにより,より必要な情報を手に入れやすくできるようになる.
- [9:31] 音楽療法支援のための自動演奏システムの開発(荒井直子)

現在,音楽療法は様々な場面に用いられ,注目されてきている.音楽療法が普及しつつある中で,音楽療法の目的に合ったソフトウェアが不足し,整備充実が求められている.そこで本研究では,音楽療法が最も用いられている高齢者医療において,“歌う”という療法を対象として自動演奏システムの開発を行った.音楽療法を行う際には様々な注意点が存在し,それらを踏まえて演奏を自動化することで音楽療法における負担は軽減できる.
- [9:44] 情報共有型発想支援システムの開発(井出美奈)

人々はアイディアを生み出すという作業に苦労してきた.アイディアを生み出す手助けをする,発想技法というものが存在する.近年では,机上で行っていた発想技法をコンピュータ上で行うツールが数多く開発されてきた.本研究では,携帯電話のメール機能に注目し,浮かんだアイディアの断片をメールで送信させ,複数人が遠隔地にいても通信を用いてコンピュータ上で同時に発想の増幅を可能にする発想支援システムの開発を行った.
為末研究室 (10:07〜11:12)
指導教員:為末隆弘/司会:荒井直子/計時:井出美奈
- [10:07] 短期記憶作業時のうるささに対するマスキング効果(青木美知佳)

従来の研究では,知的精神作業が比較的長時間にわたって行われる現場で,有意味な音声雑音をそれとは異なる定常・変動音でマスクした場合の作業者の雑音に対する心理的印象や作業成績について考察されている.しかしながら上記の研究では, 音声雑音として男性音声のみを用いて考察されている.このような観点から本研究では, 有意味な音声雑音として女性音声を採用し,様々な定常・変動音でマスクした場合の作業者の心理的印象や作業成績について考察する.
- [10:20] フロント型スピーカーシステムのスイートスポット特性に関する実験的考察(金井翼)

映画等のマルチメディア・シーンでは5.1ch等のマルチチャンネルサラウンドが主流となっているが,小型スピーカーとサブ・ウーファーのみの最小構成で立体的な音環境の実現をするフロント型スピーカーシステムが提案されている.オグラテクニカ社の委託を受けて本研究では,インパルス応答の測定や形容詞による音響特性評価を行い,フロント型スピーカーシステムのスイートスポット特性について検証した.
- [10:33] サラウンドサウンドの生理心理的影響に関する研究(小林修三)

現在, マルチチャンネルサラウンドが主流となっており,ホームシアター等の普及により一般家庭にも浸透しつつある.本研究では, サラウンドサウンドを長時間にわたって放射した場合の聴取者の不快感,ストレスおよび疲労感について考察する.具体的には, 市販されている二つのサラウンドシステムを使用した場合の印象評価による心理的印象や脳波等の計測を行い, 上記の三つの項目について両者の間にどの程度の差異が現れるかを検討する.
- [10:46] マスキング効果による心理的印象と作業成績の改善(中村仁美)

従来の研究では,知的作業時に存在する有意味な音声雑音をそれとは異なる別の音でマスクした場合の作業者の心理的印象や作業成績の改善効果について考察されている.しかし上記の研究においては単純な知的作業を行っている空間において,ある一定の音圧レベル値を有する有意味な音声雑音が存在する場合のマスキング効果のみに考察の力点が置かれている.このような観点から本研究では,比較的複雑な知的作業が行われる現場で,種々の音圧レベル値を有する音声雑音を様々な定常音や変動音でマスクした場合の作業者の心理的印象や作業成績の改善効果について考察した.
- [10:59] 報知音・警報音検出装置の開発と試作(米山修平)

聴力の低下している高齢者や障害者にとって,報知音・警報音を認識することは非常に困難となる.これまでに警報音を検出する装置が開発されているが,スペクトル構造のピーク値にのみ着目したものであり,様々な警報音を識別するまでには至っていない.本研究では,報知音・警報音の振幅・周波数のレベル変動特性を考慮した新たな検出・識別手法を提案している.実際に試作したシステムについて評価実験を行った.
荒井研究室 (11:22〜11:48)
指導教員:荒井善昭/司会:米山修平/計時:金井翼
- [11:22] 顔認識システムの開発(小林寛弥)

現在の顔認識システムに用いられるカメラは大半が固定型であるため,カメラから読み取れる領域は限られた状態で画像処理が行われる.この問題に対して、モータを付加することにより読み取る領域を広げることができる.顔の位置を5×8の受光マトリックス(発光LED)から取得し画像処理により位置を検出する.この情報を基にカメラ位置を高速制御する.処理装置はマイコンを用いてパターンマッチングにより顔の識別を行う.
- [11:35] 脈波解析による呼吸情報の識別に関する研究(北村綾子)

人々の健康に対する関心が高まっている今日,呼吸活動は,様々な要因により制御されており,不安やストレスの指標として注目されている.呼吸リズムは,計測し解析することで人体に起こっている異常の発見に役立つと考えられる.しかし,呼吸は計測されている側が意識的にリズムを変えることができ,正確な計測が行われているかを判断することは難しい.本研究では,脈波を解析し,呼吸成分を取り出すことが可能であるか検討した.
講評と閉会の挨拶